介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)は年齢や実務経験の条件はない!

MENU

これから介護の業界で働きたいと考えている人にとっては、とても取得しやすい資格のひとつです。

 

少し前の時代だと、資格があるというだけで求人先の選択肢も大きくひろがる時代でしたが、今はそうではありません。

お給料

 

資格の種類によっては、せっかくお金をかけて苦労して勉強しても、すぐに就職に繋がらない資格もあります。

 

しかし、この資格は違います!

 

就職するにあたって、資格がない方にくらべたらもちろんですが、他の業種の資格と比べても求人情報は圧倒的。

 

介護職への入り口ともいえる一番取りやすい資格ではありますが、自分の強みにできる資格です。

 

もちろん、現場でも役立つ資格として、プラスになることも間違いありません。

 

また、介護の基礎から病気についての理解まで、一から学んでいけますので、受講前に知識がなくても問題ありません。

 

はじめのスタートはみんな一緒で、これまで別の業種にいた方や学生、仕事をしたことがない主婦でも一から学ぶことができますので足を踏み入れやすい講習です。

 

資格取得や講習をうけるにあたっての条件もありません。

 

ちゃんと取得できるかどうかに関しても、受講したほとんどの方がしっかりと資格をとることができています。

 

現場でも、自分のやる気次第でどんどん上を目指していけるのが介護の仕事なので、他の業種よりもおすすめの資格です。

 

資格があれば、安定した収入も得られます。

 

では、実際にどんな方が取れる資格なのか、どのようにして取れる資格なのかを説明していきます。

 

未経験で知識がなくても誰でも取れる!あとはチャレンジするだけ

勉強

介護職員初任者研修は中卒でも高卒でも、学歴や年齢に関係なくだれでもチャレンジできる資格です。

 

全く知識もなく未経験の方でも、もちろん大丈夫です。

 

なぜなら、講習では介護について基礎から実務まで必要な知識を学ぶことができるカリキュラムになっているからです。

 

未成年の学生や70歳以上の方でも受講されている方はいます。

 

実際に60歳以上の方が第二の仕事として資格を取得して、現場で活躍している例も少なくありません。

 

介護現場全体をみても、フルに活躍をしているの年代は50代・60代の主婦が一番多くなっています。

 

中には70代のかたも元気に働いています。

 

実際に資格をとった方の例を紹介しますので参考にしてください。

 

10代女性のケース!17歳で高校を中退

一度は高校に進学したものの、学校が始まってすぐにクラスの雰囲気になじめず新しい友だちも作れませんでした。

 

学校に行く足がだんだん遠のいてしまい、毎日家にいてスマホをいじったり、テレビを見て過ごす生活。

 

気付いたら自分がよくいう引きこもりになっていました。

 

そして、そのまま出席日数が足りなくなり高校を中退。

 

なんの目標もないまま毎日は過ぎ、いつも家にいて留守番しているのは自分と祖父でした。

 

日中は毎日二人きりの生活で、昼食は一緒に食べることが日課に。

 

そして、毎日過ごす中で、なんでもできた祖母が何をするにも大変そうだということに気付きました。

 

高齢になった祖母は日に日に衰えていくスピードも早く、ある時にはトイレに間に合わずに濡らしてしまったことも。

 

それに、子供のように食事を食べこぼす事もしょっちゅうでした。

 

大好きな祖母の力になりたいと、必要なときに声をかけては着替えを手伝ってあげたり、食事の片づけをしてあげたり、自分ができることをするように。

食事のお手伝い

祖父も私を頼ってくれるようになり、不思議と嬉しく感じ、祖母との生活が楽しく全く苦にならずに祖母をサポートする日々を送りました。

 

そんなある日、母から「特になにも目標ないなら介護の資格でもとってみたら?」とすすめられて通うことになったのが初任者研修です。

 

10代で研修を受けているのは自分一人でしたが、祖父の介護と重なることが多くてとても勉強になりました。

 

介護の技術を学んでいくうちに、自分が祖母にやっていた方法が体に負担になっていたことに気づいたり、老化にともなう体の変化についても理解が深まりました。

 

毎日暇な日々を過ごしていたので、短期集中の1カ月で資格を取得するコースを選択し、毎日、研修に通ったことで引きこもりも無事に卒業して資格も取れて就職。

 

今は近所のデイサービスで働いています。

 

まだまだ分からないことも多くありますが、勉強したことを実践でつみ重ねながら、デイサービス以外のところでも働いてみたいと思っています。

 

また、デイサービスでは私の趣味を活かすこともできています。

 

レクリエーションで音楽を担当することになり、みんなの好きな民謡をピアノで伴奏して歌っています。

 

高校中退で学歴的にはマイナスになりますが、きちんと仕事にも就けて毎日楽しく過ごせています。

 

資格があることで自分にも自信がもてるようにもなり、

 

介護福祉士取得を目指すという大きな目標もできたのです。

 

資格を活かして好条件で転職するなら⇒⇒介護専門求人サイトかいご畑

 

50代男性のケース!会社倒産からの転職

 

約30年勤めていた会社が倒産してしまいました。

 

職を失い、仕方なくハローワークに行ってみたはいいのですが、現実の厳しさにここでも直面することに。

 

50代の求人が殆どないのです。

 

よっぽどの技術があるか、何か経歴があれば違ったのかもしれませんが、特に私には何もありません。

 

本当に路頭に迷うことになったのです。

 

家族もいるのに収入もなく仕事もないのですから、家に帰るのが本当に嫌になりました。

 

求人情報を見ているとわかるのですが、介護の仕事の求人はたくさんあります。

 

しかも無資格でも雇ってくれるところがあるのです。

 

しかし、やはり給与面でどうしても踏み出せません。

 

妻にも相談すると「介護の仕事であれば、先々親の介護にも役立つかもしれない」と・・・

 

今までやってきた業種でもないし完全にゼロから。

 

悩みましたが、資格を取れば給与面はクリアになります。

 

そこで、思い切って介護の入り口となる初任者研修を受けることにしました。

 

実技ではおむつ交換もやります。

 

子供のオムツ交換は簡単にできたのに、大人だとうまくいきません…。

 

受講生同士でアタフタしながら一緒に頑張りました。

 

車いす介助では、なんの技術もないので力だけで押していると「乗ってると怖いです。」と言われてしまいました。

不安な男性

とにかく多くのことが初めてのことばかり。

 

悪戦苦闘はしましたが、50の不器用なオヤジでもどうにかすべての科目をこなすことができました。

 

テストも一発OKとなり、無事に資格を取得。

 

就職した老人ホームでは、はじめのうちは自分より若い人から教えてもらうことも多く戸惑いましたが、必死で仕事を覚えました。

 

今は、特別養護老人ホームで夜勤もしています。

 

気付けば、フロアリーダーを任されるようにもなっています。

 

体が少し大きいので、「○○さんのお風呂介助は安心だ!」と言われて心の中でガッツポーズしたりと喜びも得ながら仕事ができています。

 

とはいえ、実際の現場はきびしいこともあります。

 

楽しみばかりの仕事なんてありませんから当たり前ですね。

 

ただ、利用者さんの喜ぶ顔を見ていたり「ありがとね。」って言われると疲れもすぐに吹っ飛んでしまいます。

 

これは前職のサラリーマンの頃にはありませんでした。

 

また、頑張ろう!もっと介護技術をレベルアップさせよう!と思える仕事に出会えたことは自分を大きく変えました。

 

何事にも前向きになれるのです。

 

ずっとサラリーマンしかできないと思っていましたが、

 

今思うとこの仕事の方が自分には合っていると感じています。

 

資格を取得するための勉強や演習は難しくないの?

 

誰でも簡単にとれるとはいえ、勉強はしなくてはいけません。

 

暗記能力や学力がない方にとっては不安になるかもしれません。

 

しかし、受講に当たっては、年齢や学力・経験・体力などに不安があっても大丈夫です。

 

講座内容を知ればわかりますが、一からコツコツと学べる内容です。

 

どんなことを学んでいくことになるのか、紹介しますので不安を取り除いてください。

 

講座内容を確認して資格取得へと踏み切ろう

この資格は2013年3月まであったホームヘルパー2級が新しくなったものです。

 

内容的にはほとんどヘルパー2級と同じですが、新しく追加された科目がいくつかあります。

 

また、いままであった施設実習がなくった点が大きな違いとなります。

 

ヘルパー2級だった際よりも、介護の現場や実践的に役立つような実技演習をおおく含んだカリキュラムとなっています。

 

そして、研修の最後には終了評価のテストを行うように見直されました。

 

具体的な研修の内容は以下の通りとなります。

初任者研修

受講科目 10科目
受講時間;

合計130時間
(全スクール共通)

130時間のうちわけは講義が40時間と演習が90時間。

 

職務の理解

介護の仕事を知るための入門部分を学びます。

 

現在の介護のサービスについてや介護保険のサービス、介護保険以外のサービスについても学んでいきます。

 

介護職がどのような環境で、どのような仕事を行っているのかなど、実際の介護をイメージをしながら、働く現場の仕事内容について勉強していきます。

 

利用者の人権など

高齢者や障碍者など、介護サービスを利用する方の人権や尊厳といった権利について学びます。

 

そのうえで利用者さんをどのよにサポートできるかを考え、また、利用者さんが尊厳をもって生活できるような介護を考えるための講座です。

 

介護とはについて

どんな役割や専門的な職業なのかなど。医者や看護師などとの連携について学習します。

 

また、働くうえでの安全の確保とリスクマネジメント、緊急対応の重要性や自分の健康管理やストレスチェックについても学びます。

 

介護・福祉に関するサービスや医療との連携について

介護保険制度についてや地域支援についてを勉強します。

 

介護・福祉サービス、医療との連携、リハビリテーションなどについて理解を深め、医療職とのつながりの重要性について知ることになります。

 

コミュニケーションについて

人とのコミュニケーションの取り方を学びます。

 

コミュニケーションは利用者との意思疎通をはかるうえでもとても大切な技術です。

 

相談された場合や援助の仕方など。

 

また、一緒に働く人たちとの連携や連絡、報告、記録などの必要性を勉強します。

 

老化の理解

加齢や老化によって、人間の心とからだにどのような影響を与えるのか、またどのように変化していくのかを理解する科目です。

 

また高齢者に多い病気など、健康状態を維持するために留意するべきことについて学習します。

 

認知症の理解

認知症についての病気の理解や特徴など、コミュニケーションのとり方や介護の方法などを学ぶ内容です。

 

そして、認知症の方を抱える「家族のケア」についても学習します。

 

障害の理解

障害に応じた社会支援の考えかたや、障害の特徴や受容について、「かかわり支援」などを学びます。

 

また、障害者を抱えている家族について、「家族の心理やケア」についても学びます。

 

こころとからだのしくみと生活支援技術

ここからは、演習授業が主となる講座です。

 

利用者の生活をサポートするための技術を習得していきます。

 

実際に高齢者の生活をイメージしながら、体の状況に応じた対応や、在宅・施設の場合ごとの介護の方法など、環境を変えながら高齢者の生活を理解する事を学びます。

 

例えば、

 

  • 車いすの介助
  • おむつ交換
  • 寝返りの体位変換
  • 入浴介助

 

受講生同士が一緒に立場を変えながら利用者役と介護者役になり実践して学びます。

 

振り返り

 

今までのカリキュラムの総復習とまとめになります。

 

また、介護職として就職するうえでの心構えや研修終了後の継続した学習の取り組みについて学びます。

 

テスト

講義の終了最後に、必要な知識の習得ができているかどうかを確認する1時間の筆記試験を行います。
以上が、130時間という時間で学ぶ内容になります。

 

簡単に言えば人間の体や病気について学ぶ内容です。

自信持つ

 

暗記能力がなくても自分にも関係する体のことなので、興味を持って受講すれば自然と入ってきます。

 

最後に行うテストも、基本的には学習の振り返りが主になりますので、難しく考えることはありません。

 

このテストは、できる人を見極めるような試験ではなく、講習内容をりかいしているかどうかのテストです。

 

授業をきちんと受講していれば誰でも合格できます。

 

もしも終了試験で落ちてしまっても、再度補講などで復習した後に何度でも再チャレンジして合格することができます。

 

この機会にぜひ、年齢や学力をきにせずに資格にチャレンジしてみてはどうでしょうか。

 

実践も含み、人と人が関わる仕事で一番大切となる個人の尊厳・尊重やコミュニケーション法までと、普段の生活でも役立つ研修になっています。

 

いろいろな経験を積み、年数を重ねることで次の上の資格を目指せたり、自分のスキルアップにもつながる資格です。

 

自分の知識を活かせ、成長できる仕事に就けるとても魅力的な資格です。