介護職員初任者(ホームヘルパー2級)として働く方の悩み!現場の声と実体験

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どんな仕事でも誰しも壁にぶつかったり悩んだりすることはあります。

 

介護の仕事でも同じですが、相談としてよくある悩みは主に3つ。

 

  1. はたらく職場の待遇面や環境
  2. 利用者さんやその家族との関係性や対応
  3. 職場内の人間関係

 

実際はどんな仕事にでも悩みはあると思いますが、そんな中でも介護は人とより深く接する仕事なので、毎日のように起こることが違います。

 

昨日と同じ、いつも決まった流れ作業という日はありません。

人間関係

日々変わる状況のなかで働くため、ぶつかる壁もたくさんあって悩みも多くなります。

 

また、職場によってやり方や方針が異なるため、職場環境も様々です。

 

悩んで介護職自体を辞めてしまう方が少なくない、という現状もありますが、とてもやりがいを感じられる仕事でもあります。

 

そこで、実際に働いてから挫折したり思い悩むことがないように、介護現場での悩みについて紹介したいと思います。

 

どんな職場で働けば仕事にやりがいを感じられるのか、また、利用者さんとの関係を上手に築くことができるのかの参考にしてください。

 

退職理由ナンバー1 職場内の人間関係の悩み

 

介護職は大変だから、キツイから辞める、というイメージを持っている方が多いかもしれませんが、その理由がすべてではありません。

 

現実には、職場の同僚同士や上司とのあいだでの人間関係の悩みが一番おおいのです。

 

これは介護職に限ったことではありませんが、女性が多い職場は人間関係が複雑になりやすい傾向。

 

そして、介護業界の女性正社員の割合を見ると、7割を超えています。

 

必然的に、人間関係でトラブルが起こりやすい状況です。

 

職場でのトラブルについて現場や退職者からアンケートをとった結果でも、女性の多い職場ほどトラブルが多い、というのが1位にきています。

 

個々の考えかたの違いでぶつかってしまったり、かげ口などのちょっとした出来事など、感情的になってしまうことでトラブルに発展してしまうケースが殆どです。

 

それでは、実際の辞めた理由を見てみましょう。

 

独身女性Aさんのケース

 

自分は多少の残業でも職場のために頑張ってきました。

 

もちろん、トラブルやクレームがあれば対応もしていたが、時間になるとさっさと帰り、他人事のように人に仕事を押し付けて帰る方に腹が立ちます。

 

我慢して関係を保とうとしましたが、どうしてもうまくいきませんでした。

 

子持ち主婦Bさんのケース

子供の病気や学校行事などで休むことを伝える度にイライラされたり、イヤミを言われてしまいトラブルになってしまった。

 

仕事への価値観でトラブルになったCさんのケース

目の前の仕事をこなさなくてはいけないのに、それを人に押し付ける人。

 

仕事よりも研修会の参加や評価されること一生懸命になる人や、上司の顔色ばかり見て動く出世欲が高い人と口論になってしまった。

 

自分のことしか考えない人ばかりの職場に入ってしまったDさんのケース

 

困ったときはお互いさまという考えを全く持っておらず、自分に与えられた仕事や指示されたことしかしない人ばかりの職場にうんざりして嫌になった。

 

人間関係が築けない職場に入ったEさんのケース

一番はじめの印象が悪かったのか、うまく輪の中に入れなかった。

 

そもそも、昔からいるもの同士の結束がカタくよそ者扱いをされてしまい、仕事に影響するほど無視されることも。

 

そんな環境へ毎日出勤することがつらくなり、精神的に参ってしまった。

 

嫌な環境我慢した方がいいの?

 

どの職業にも言えることですが、働く職場やそこにいる人間によって環境は大きく変わります。

 

介護の仕事が嫌になったという理由なら仕方ありませんが、人間関係が理由の場合にはキッパリ辞めて職場を変える!という考えを持ってください。

 

それができるのが介護職でもあります。

 

1箇所にしがみつく必要はありません。

 

需要も多く、就職先もたくさんあります。

老人に囲まれる

中には、図太く、この苦労に耐えてつよい精神力を鍛えろ!と言う方もいますが、考え方はそれぞれです。

 

いい仲間、充実した仕事をするのにいい人間関係が築ける職場を探して転職することは悪いことではありません。

 

辛い思いをしながら無理してはたらくよりは、今の現場から離れる方法も選択肢の一つとしましょう。

 

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職場の待遇や環境の悩みが理由で辞めるケース

 

求人や需要はおおい仕事ではありますが、介護職の問題点として「給与や待遇面が悪い」ということがよく言われています。

 

給料

 

実際の現場で働く方も、とてもやりがいがある仕事だと感じている一方で、待遇の悪さへの不満や悩みにぶつかることも少なくありません。

 

実際の声を聞いてみると、次のような不満があります。

 

いつまでも人手不足で残業が多く時間で帰れない。

 

やっている仕事はキツイのに給料も安いので仕事を評価されている感じがしない

 

ただし、待遇の善し悪しは事業所によって違います。

 

職場の雰囲気や、環境、感じ方もそれぞれの職場によって変わります。

 

可能であれば事前に見学して、会社の規模の大小よりも、事業所の種類や職場の雰囲気、働いている人の様子などを確認しましょう。

 

利用者さんやその家族との関係による悩み

 

利用者さんやその家族との関係も仕事をしていく上ではとても大切です。

 

しかし、利用者さん側の理解不足から、お節介や甘えが混同してしまい悩みの原因になることがあります。

 

特に、訪問介護の現場でそれが多く見られます。

 

利用者さんと1対1でサービス提供をするため、サービスの線引きが難しくなるためです。

 

そこで、実際の悩みの事例と対処方法を紹介します。

 

お茶の誘いが多く断りにくいケース

 

高齢者のかたは家に来てくれるヘルパーさんを本当に楽しみに待っている人もいます。

 

お話したくて仕方がない方、なかには仕事よりもお茶相手をしてほしいという方もいます。

 

お茶

 

この場合の断り方の一つとしては、

 

 

ここに来る前にお茶をしてきてしまってお腹がたぷたぷなんです、お気持ちだけ頂戴します


 

水分摂るとトイレが近くなってしまうのでごめんなさい


 

このようにやんわりと断ります。

 

しかし、何度もこの手は使えません。

 

誘いがしつこくなってきた場合には、

 

会社から御断りするように言われているので。

受けてしまうとクビにされてしまいます。

ここにも来れなくなってしまいます。

 

これはある意味切り札です。

 

納得してくれるといいのですが、納得せずに逆に怒ってしまう方もいます。


怒ってしまった場合には、すぐに会社に報告しましょう。


再度、事業所から利用者さんに説明をしてもらい対処してもらってください。

 

それでも納得されずに、「ヘルパーを代えろ」という方もいますが、それは利用者さんに原因があるので、気にすることはありません。

 

ずっと誘いを断りながらストレスを感じて働くよりも、早めに交代してもらうことも良いことですので、我慢せずに会社に相談するようにしましょう。

 

前の人はよくやってくれた、何でもしてくれたと言われるケース

 

この悩みもとても多く、1対1で入るサービスなので、直接的に言われてしまうと断りにくい状況となります。

 

できることならやってあげたいと思いますが、介護保険の場合、サービスの計画書にないことを行うことは違反です。

 

掃除

場合によっては返金ということになるので、良かれと思いしたことが後で自分のクビを締めることにもなります。

 

少し時間が余ったからと言って、サービス予定にないことをしてあげるのはやめましょう。

 

利用者側も、一度やってしまったことで毎回何かしてもらえると思ってしまいます。

 

1回だけのつもりが毎回お願いされるようになって、断れなくなるケースもよくあるのです。

 

「前の人はやってくれた」と言われても断るべきです。

 

契約にないお願い事をされてしまったケース

 

実際、介護の現場では介護保険を利用しないでサービス費用の全額を自己負担する自費サービスというのもあります。

 

そうしたサービスを行っても契約上問題がない場合はあります。

 

利用者さんも自費サービスというシステムを理解した上で、何でもしてもらいたいとお願いしてくるのですが、しかし、その場で一人で判断してはいけません。

 

料金の設定も事業所によりまちまちのため、金額が大きくなってしまったことでトラブルになるケースもあります。

 

自費サービスをする場合には、一度話を持ち帰り、事業所のサービス提供責任者に報告し、対応を相談する必要があります。

 

そして、しっかりとサービス提供責任者から料金の説明と、自費で行なう部分のサービスの内容確認をしてもらうことがとても大切になります。

 

訪問介護する際の心得!なれ合いやお節介が支援ではないことを理解する

 

最後に、無用なトラブルや悩みを少なくするために、必要なサービスの支援となれ合いやお節介の違いについてお話します。

 

介護保険は国の税金からまかなっているサービスになります。

 

国は税金のムダ使いをおさえたいと必死になっています。

老人訪問

利用者さんが生活していく上で必要なことだけをサービス計画に入れているのであって、それが支援であるということを理解しておきましょう。

 

利用者さん自身でできるのにやってもらいたい甘えや、ヘルパー側の気のゆるみからのなれ合い、よかれと思ってやってしまうお節介には気をつけるべきです。

 

これは本来の支援とは全くの別物です。

 

ヘルパー自身だけでなく、利用者やその家族にもしっかりと理解してもらい説明できるようにしておくことがとても大切です。

 

よく、「介護職の人は女優になりなさい」という言葉があります。

 

その言葉のとおり、自分の引き出しを多く持てればもてるほど、いろいろな対応が可能になります。

 

特に、訪問介護のヘルパーさんは現場に入ってしまったら基本は一人ですので、女優になり、自分の身を守る力をつけておけば、怖いことはありません。