ホテルマンになるために!本当に役立つ資格は何?

現在資格の中でもあまり人気がないのがホテルに関する資格です。

一時は、漫画やテレビなどの影響でホテルマンを志望する方が多かったのですが、不景気になるにつれ観光自体が先細りになり志望者が減ったのです。

また、端的に言うとホテルマンになるにはホテルに就職すれば良いだけで、資格を必要としません。

更にホテルマンになると一口に言っても、様々な職種や、ホテルそのものもタイプがあるので、”これ”と言った資格に絞るのは非常に困難です。

そこで、今回は目指すものと、資格の性質の整合性について掘り下げていこうと思います。

ホテルの種類ホテルに存在する職業とは?

 

ホテルと言いましても、いわゆる観光ユースのシティホテル、ビジネスユースのビジネスホテル、そして、丁度その中間に位置するハーフビジネスなどがあります。

この他には、全く呼び方や用途は変わりますが、旅館、民宿などへの就職にホテル関連の資格を利用する人もいます。

シティホテルとは

ベースとして宿泊以外にレストラン数種類、複数の宴会関連の施設などがあり、宴会、結婚式などのプランがあります。

ビジネスホテルとは

基本的には宿泊のみとなります。

残る1つハーフビジネスとは

宿泊ベースに、多くはレストラン兼宴会場があります。

これらの違いが明確に判るのは、シティホテルにはシングルルームが少なく、ほとんどがツインやダブルになります。

また、スイートルームがあるのはシティホテルの特徴です。

他の2タイプのホテルにも稀にスイートと呼んでいる部屋がありますが、ダブルと変わりません。

ビジネスホテルはほとんどがシングルルームとなります。

ハーフビジネスは、シングル、ツインの比率が丁度半々です。これにダブルのルームがいくつかあるのです。

ホテルに存在する職業とは?

最も業種が多い形態がシティホテルとなります。

どんな業態があるのか、ある一例を挙げてみます。

単純に部署で分けますと、

  • 宿泊部
  • 料飲部
  • 調理部
  • 営業部
  • 経理部
  • 総務部
  • 人事部
  • 宴会部など。

この部署の中でそれぞれ細分化されていきます。

これを基に施設を見てみると、フロント、ロビー、ロビーラウンジ、宴会場、式場、レストラン各種、バー、ホールなどがあります。

これ以外にも、シティホテルには実に多くの業態が存在しますが、それらは大抵提携会社への外注になっている場合がほとんどです。

例をいくつか挙げますと、ベッドメーキング、ヘアーサロン、フォトスタジオ、クリーニング、駐車場係、施設中央コントロールなどです。

「ホテルの資格」を得て、就職と言う事になりますと提携会社とは基本的に無縁ですので、今回は飽くまで直営関係で見ていきます。

ホテルに就職して目指すべきは何?

ホテルマンになって、ホテルマンとして一生勤め上げようと考えている場合と、そうではない場合では就職や資格の取得の考え方が大きく変わります。

一生とは言わないまでも、ホテルマンとして立身していく場合は資格も含め、多角的に仕事を捉える必要があります。

ホテルマンとして一人前になるには、いわゆる”持ち回り”

少なくともフロント、宴会、レストランの仕事を経験し、責任者レベルになる事が必要です。

ホテルマンの上級者と呼べる人は、結局ホテルにおける全ての業務に精通している必要があるのです。

それを考えていくと、実は資格よりも学歴が必要になります。

少なくとも、女性であれば短大卒、男性は4年制大卒の学歴が無いとフロントに配属されません

その時点で、持ち回り全てをこなす事は出来ないと言う事になり、料飲部か、裏方部署に骨を埋めるしかないのです。

2〜3年後は判らないけれど、とりあえずホテルマンになろうと言う人は乱暴な言い方ですが資格はなくても問題ありません。

目指す方向性次第で、ホテルマンは必要とされる資格や経験、学歴などが変わってくるのです。

ホテルマンに特化した資格は必要?

ホテルマンに特化した資格と言うのは、基本的には民間資格しかありません。

ホテル実務技能認定試験とホテルビジネス実務検定試験が比較的メジャーな資格です。

この2つ以外には、それぞれの職種に特化したレストランサービス技能検定やサービス接遇検定、ブライダルプランナー検定などがあります。

これらの資格は、就職に有利かと言うと必ずしもそうとは言えません。

ここで挙げた資格のほとんどに等級があり、レベルの高い資格検定の場合、11年以上の実務経験がないと受験できないものもあります。

就職後に昇進や昇給を優位に進める為に取得すると言う性質の強い資格と言っても良いかも知れません。

就職に有利で且つ上級のホテルマンを目指す為には、4年制大学卒の学歴と英語検定1級の資格を取得しておく事よりベストなものはありません。

もちろん料飲部や宴会、婚礼関連を専門として目指すなら

ソムリエの資格や、日本酒検定、野菜ソムリエなどの資格を就職後に取得すると立場の安定に繋がります。

結局、ホテルと言うところは未だ旧態依然としたところが多く、年功序列や学歴と言ったおよそホテルマンとは関係のない部分で評価されてしまうのです。

この性質は地方のホテルに行くと更に色濃くなっていきます。

ホテルマンには道筋は4つです。

総合的なトップを目指すか、フロントマンになるか、飲食関連でいくか、裏方仕事(営業、総務、人事、経理など)で上を目指すかです。

まとめ

いかがでしたか。

今回はホテルマンの資格について掘り下げてみました。

最終的には専門学校などで学ぶ知識や資格は、ほぼ何の役にも立たないと言う結論に至りました。

結局最も求められるのは、ある意味資格とも言える学歴と語学力だけです。

正直なところビジネスマナーやサービスマンとして高いレベルに至るには、就職して日々の積み重ねの中で学んでいくものです。

また、ホテルマンの実務訓練は就職した後、ある程度の研修期間が設けられていますので、とにかく就職する事がホテルマンになる早道なのです。

高卒採用の場合は、ほとんどが料飲部になります。

ですが高校卒業後に専門学校へ行き卒業したとしてもその道筋はほぼ変わる事がありません。

ホテルマンとして安定した日々を送るのであれば、まずは学歴を重要視し、就職した後に自身の立場に応じたそれぞれの資格を取得するのがベストなのです。

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